先日の建国記念日に突発的にすぐる会を開くことに。
だってボードゲームしたかったんですもの!
へるくんが参加してくれたので3人で。
この日は熊本にある海沿いの河内公民館を借りることに。
ロケーションもすごく良かった。
なんだかこういうとこに来ると自然とワクワクします。
外観はこんな感じ。
特に田舎の方なので料金も安いのですが、中はとても綺麗。
3階には展望スペースがあるようでした。
黒板に輝くすぐる会の文字!
ーーーーーーーーーーーー
◯パッチワーク
まずはへるくんが来るまではこれを。
最近の2人ゲームのお気に入りです。
中央ボードの周りにパッチワークタイルを置くので、意外とスペースを使用しますw
そして、公民館は過ごしやすかったのですがテーブルクロスが柄物だったのでプレイアビリティがほんの少しだけ悪かったですw
まあでも、素敵なところだから文句は言えません。
この日のゲームは私が5点、ぺんが2点くらいで勝ったかな?
「パッチワーク」が終わる頃にへるくんが到着したので、先日の大阪旅行で購入した「藪の中」を。
◯藪の中
殺人事件の真犯人を推理するゲーム。
芥川龍之介の小説「藪の中」が題材となっています。
私はまだ読んだことはありませんが、大まかなあらすじは記憶の彼方に。
中央に並べられた3人の人物タイルの内、最も大きな数字が書かれているのはどれかを推理します。
この時、5が紛れ込んでいたら逆転が起こり最小のタイルが犯人となります。
中央の3枚の人物タイルは2枚まで確認する事ができますが、直前のプレイヤーが見たタイル以外しか確認する事ができません。
つい面白くて2回もプレイしました。
良いゲームだなあ。
◯ブループリント
先日も紹介したこのゲーム。
設計図通りに建てたり、建設資材を工夫したりしてより良い建築物を使います。
3人プレイとなるとまたプレイ感が異なって、自分の番が来るまでに欲しいダイスを取られる事も多々。
他のプレイヤーがどんな建物にしているかを把握するのも良いのかも。
まあダイスを6つしか使用できないから、把握できたときにはもう遅いかもしれませんがw
シンプルだし遊びやすいし、適度に運もあったり他プレイヤーとの絡みもあるし、私はとても好きなゲームです。
◯ルーム25
これも大阪で購入したゲーム。
5×5のマスのどこかに出口があり、それを探し出し枠外へと脱出するのが目的です。
中央がスタートなのですが、それ以外のタイルはすべて伏せられており、隣の部屋を覗いたり列を操作したりして進んでいきます。
危ない部屋が多いのはご愛嬌。
映画「CUBE」にかなーり影響されたボドゲです。
「CUBE」はシチュエーション・スリラーの走りとも言える映画で、閉鎖的な空間とそれにより生じる人間関係の対立を利用したことで緊迫感や不安感を煽ることに成功しています。
もうほぼこれをボドゲにしたようなゲームですw
5種類のゲームモードがありますが、今回はベーシックな「協力」モードと2〜3人用の「対立」モードを遊びました。
「協力」モードでは、全員が脱出を試みます。
3人プレイなので1人2キャラクターを使用しました。
制限時間内に何とか脱出する事ができました!
続く「対立」モードでは自分の扱う2キャラクターがチームとなり、他のチームより先に脱出するか、他のチームのキャラクターを全員死亡させれば勝ちですw
これは確かみんな脱出できずに全員敗北だったかな?
また、4人以上だったらその中に主催者のスパイが紛れ込んでいる「疑念」モード、2つのチームに分かれて競うチームモードがあります。
「疑念」モードは正体隠匿なので盛り上がりそう。
ルールも複雑じゃないし、サクッとプレイできそうです。
仲間内で遊ぶにはもってこいですね!
◯フォルム・ロマヌム
7×7のマスが描かれていますが、縦、横、斜め、また7つの区画でトップが取れるように議員コマを送り込むアブストラクトゲー。
一度決算が起きた列/区画には黒いマーカーが置かれ、そこではそれ以降決算が起きません。
すべての列/区画で決算が起きたら/膠着状態になったらゲーム終了です。
決算を迎えた場合、トップのプレイヤーはその列/区画のマスの分点数を得ます。
列であれば7点、区画は6〜9点です。
トップが同点の場合、「膠着状態」となり決算は起こりません。
また、単独で最下位(議員コマゼロが最小)のプレイヤーはマイナス4点、最下位がタイで複数いた場合、その全員がマイナス2点となります。
つまり、単独トップじゃないと得点が入らないが、最小は複数いてもどちらもマイナスを食らうのです。
如何に列/区画において最下位にならないかを考える必要があります。
このゲーム、一言で言えばとても面白かったです。
シンプルさとシビアさ、他プレイヤーとの絡み、プレイ時間、すべてのバランスが良い。
プレイ人数の幅が広い事も、よく回せる理由になりそうですね。
アクションはただ議員コマをどこかのマスに置くだけなのでインストも楽ですし。
今度は4〜5人プレイを試してみたいと思っています。
◯キーフラワー
この日の重ゲーはこれ。
春夏秋冬の4ラウンドを通して労働者を用い生産したりタイルを競り落としたりして自分の村に加えたりする拡大再生産の要素のあるゲームです。
このゲームで特徴的なのは、ワーカープレイスメントなのにマストフォローな点!
ミープル(このゲームでは"キープル"と呼ばれます)は基本的に青/赤/黄の3色が存在しますが、タイルの競りで使用した色で後続のプレイヤーはフォローしなければなりません。
また、競りにかけられているタイルすらも生産に使用できるのですが、その色もフォローの対象になります。
つまり、生産・競りはすべて同じ色のミープルで行うのです。
このルールはシンプルながらよく出来ていて、衝立の中の自分のミープルと睨めっこしたり他プレイヤーの衝立の中を想像したり、ここに駆け引きがあったりするのです。
春には生産施設のタイルが多く、夏は様々な効果のタイル、秋、冬は勝利点が絡むタイルが多くなります。
冬へ向けて着々と準備を進めないといけないのです。
冬のタイルはゲーム開始時に予めプレイヤーに数枚ずつ配ってあり、冬のラウンド開始前に各プレイヤーがその中から秘密裏に自分の出したいタイルを集め、冬の競りにかけられるタイルとなります。
つまり春夏秋の間の目標、ある程度の指針となるわけです。
説明したい事はたくさんありますが、ブログの性質上割愛させて頂きますw
様々な方が懇切丁寧に紹介して下さっているのでそちらを参考に。
この日、へるくんはキーフラワーは初めてでしたのでインストしたのちプレイ。
へるくんは緑色ミープルを集めているようでした。
緑は基本のミープルにはありませんが、春や夏に出てくるタイルによっては自分のミープルを緑色に変更する能力を持つタイルがあります。
数が限られ、フォローも中々続かないところから、トリックテイキングで言うところの「切り札スート」的存在ですね。
ぺんは改築を中心としたプレイ。
私は開始時に配られた冬タイルで「労働チットセット毎に5点」のような強力なタイルを得ていたのでこれを目指すことに。
春のタイルでチットを引くことのできるタイルが出現したので多くのミープルを連れ出して何とか落札。
その後はそのタイルで生産してチットを生み出していきます。
他人の村にも入り込み生産をすることができます。
その代わり、ラウンド終了時にはその村の所有者のもとへ(行ってしまいます。
タイルを競り落としてばかりでは生産に使う労働者がいなくなってしまうため、秋頃からは本格的に改築&生産へ。
また、労働チット関連の冬タイルを競り落とす為に一色のミープルを溜め込みました。
これが功を奏し、必要なタイルを落札することができました。
結果として私がトップ。
へるくんは緑ミープルの数が得点になる冬タイルを落札していましたが、得点が絡むタイルがそれ以外になく伸び悩み。
ぺんは労働者の数や労働者のセット関連の冬タイルで得点を伸ばしますがわずか及ばず。
インスト込みで2時間ほどでした。
改めてキーフラワーは面白い作品だと思いました。
まだ拡張の「農夫」、「商人」も控えているのでとても楽しみ!
◯メメント
最後に時間が余ったのでこれを。
一言で表せば、記憶ゲーですw
形、色に応じて毎回ポイントの増減が決定され、それをもとにカードを1枚ずつとっていきます。
自分が獲得したカードは終了するまで見ることができないので、何を取ったか覚えておく必要があります。
でも1枚のカードには赤/四角、緑/星など2つの要素が絡むので頭はパンク状態。
「偶数枚獲得していたら1枚につきマイナス1点」や「他のプレイヤーより少なければ5点」など色んな種類の得点要素が。
「あれー、緑は4枚取ったはずなのに!」みたいな声が聞こえてくるゲームですw
ーーーーーーーーーーーー
22:00まで遊んでこの日は解散となりました。
ゲーム会の帰りはいつも感想戦。
ああでもないこうでもない、あの人はこんなゲームが好きそう、こんなゲームが強そうなどそんな話ばかりです。
もっとゆっくり遊べるといいなあ。
参加してくれたへるくん、ありがとう!
ミニすぐる会と謳っておきながら結構がっつり遊んどるやないかいと心の中で突っ込むポッカすぐるでした。