るーてなんと!
最近、刑事コロンボに嵌っています。
というのも、先日のBSプレミアムで放送された「逆転の構図」を観て、その味わい深さに衝撃を受けたからです。
今、TSUTAYAで1〜3巻を借りて観ているところです。
特に「2枚のドガの絵」は秀逸な作品でした。
コロンボが相手の心理を操っていく様子が観ていてスカッとします。
コロンボその人に魅力がありますね。
何ともトボけた言動、ずんぐりむっくりな身体。常に葉巻を咥え、ヨレヨレのレインコートを着ている。
でも、めちゃくちゃ惹かれるんですね、これが。
寧ろ私がそうなりたいくらいに憎めないのです。
また、事件を追っていても、この風体は崩さない。
そこが痺れるほど格好良いんです。
トボけた顔をして、目の奥では相手を疑ってる。あの手この手で、様々な角度から、事件の綻びを見つけそれを紐解いていくのです。
何でも、当時アメリカでコロンボが人気を博したのには理由があるようで、知的な上流階級の白人の犯罪をイタリア系であるコロンボが追い詰めていく、という構図もその一因であると言えそうです。
どうせなら吹き替え版で観るべきなのでしょうが、どうしても口の動きと台詞が合ってないと気に食わないもので、字幕で観るようにしています。
ですから、"my wife"のフレーズが出てきたら、頭の中で「いやあ、ウチのカミさんがね…」と唱えるようにしていますw
古畑任三郎は小さな時から好きでしたが、元になった刑事コロンボはこんなにも面白いのか!と驚愕したのでした。
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