2014年5月19日月曜日

「今日も生きたね/ブルックリン最終出口」

先日の水曜日、the novembersの2ndシングル「今日も生きたね」が発売になりました。


1.今日も生きたね
2.ブルックリン最終出口


「ブルックリン最終出口」は随分と前からある曲ですが、今回初の(公にリリースするのは)音源化であったので非常に楽しみにしていました。

このシングルに関して率直な感想を述べれば、どこか「帰ってきた」という感覚でした。
一般的に「帰ってきた」と言えば、最近の作品に関しては良く分からないと言ったニュアンスに捉えられるかもしれませんが決してそんなことはありません。

私はthe novembersが「misstopia」を出す直前くらいに彼らの音楽を知り、のめり込みました。
「the novembers」、「picnic」、「paraphilia」、「misstopia」、「(two) into holy」、「to (melt into)」、「gift」、「fourth wall」、そして先日の「zeitgeist」と、彼らは常に音や行動を進化させ続けていたのを肌で感じてきました。

彼らのアルバムはどれも好きですが、一番良く聴いていたのは「paraphilia」。
今回の「今日も生きたね」は、そんな進化し続けてきた彼らが、どこか音作りを過去へ戻した感覚があったのです。
僕にはそんな風に感じました。
それは僕にとって嬉しくもあり、ワクワクさせてもくれました。


"思い上がりさ「とても清らかなこと」など"
"なんて美しい日々なんだろう 君を待つ日々は なんて美しい世界なんだろう"
(「今日も生きたね」)


小林くんは、「アンセム」を作りたかったと話します。
7分半のこの歌は、僕の心の奥深くへと溶け込み、光になって僕を照らしてくれています。
音楽ってそんなものだよな。


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