2015年6月15日月曜日

6月定例会(2015.06.14) 悪魔の針とか

先日の日曜日は熊本ドイツゲームの会の6月定例会でした。
今回の定例会の大会種目はカルカソンヌ。
例に漏れず(今回は到着が遅かったので…)私は参加していませんw
カルカソンヌは私の思い出のゲームです。

人見知りを発動させているとゲームフィールド店長の息子さんが「コンセプトやろう!」とニコニコしながら近づいてくるので、「うーん、そうねえ」←とかわしつつ広げられていくバロニィを見つめていたのですが、あまりに純粋無垢で天真爛漫なスマイルとその良い意味でのしつこさ(コンセプトやろう!コンセプトやろう!)に負け、コンセプトをすることに。
恋人のプレイするバロニィはずっと横目で見ていましたが←


コンセプト

引いたお題カードを当ててもらうゲーム。
出題者はヒントとしてそのお題がもたらすイメージにキューブを置いていきます。

例…「アンパンマン」
架空の人物、男、〇、お菓子、キャラクター…

回答者は間違っても良いのでそのイメージが何を指しているのかを想像しながらどんどん回答していきます。
こういうゲームは点数を無視するのがご愛嬌。
勝ち負けはどっちでもいいんです。

私がこの日答えたのは「ギター」「広告」等。
子どもたちが2人いるので、できるだけ分かりやすいお題を選択していく大人たち。
でも、ゲムフィー店長の娘さん(小学校低学年!)は「ワクチン」、そして「リア充(!)」なるワードを知っていてびっくり。
「どこで知ったの?」と尋ねると「youtubeで見たよ、ラブラブの人たちを指す言葉!」と嬉しそうに答えていました。
いやはや、これからの子どもたちはどこまで成長していくのでしょうか…
いやでも、なんだかんだ言いながらやっぱり楽しかったなあ。

 

この間、恋人は「バロニィ」をプレイ中。
パッと見た感じ「キングダムビルダー」とか「カタンの開拓者たち」を想像してしまいますが、どこか「レーベンヘルツ」に近いものがあるのだとか。
騎士コマを移動させながら相手の村に侵入したりと殴り合いもあり、またカードもなく運の要素がないのでキリキリするかといえばそうでもないのだとか。
いいなー、私もプレイしてみたいです。


そんなバロニィをまだまだ横目に、なしかさんのルール読みに付き合うことに。
トリックテイキングということで喜んでついていきました。


悪魔の針

メビウス便でやってきたというこのゲーム。
そうそう、この日は東京からメビウスおやじさんとメビウスママさんが来られていました!
「なんか見たことあるけど、この良い味出してるおじさまとお洒落な女性は誰だろう?」と思っていたのですが、確かにtwitterのアイコンとそっくり。
挨拶しておけば良かったー(特に何も生まれないでしょうがw)と後悔したり。


悪魔の針は2~5人で遊ぶトリックテイキングゲームです。
スートは4色、1~15の60枚(プレイ人数によって増減あり)でマストフォロー。
トリックテイキングといえば味付けが見物ですが、今回のポイントは「最大4トリック同時進行」です。

普通のトリックテイキング(もはや普通がわかりませんが)ではリードプレイヤーが打ち出したカードに対し他の全プレイヤーが1枚ずつプレイし、
フォローできている中で一番高い数字をプレイしたプレイヤーがそのトリックを獲得します。
つまり1話完結編、1トリック1トリックが完結しているのです。


しかしこの悪魔の針では、プレイできるトリックが4つあるという味付けがなされています。
例えばあるプレイヤーが青の3を出しAのトリックを始めたとすれば、次のプレイヤーはAのトリックにプレイしても良い(でフォローするか、青がなければ好きなカードをディスカード)ですし、好きなカード(例えであっても!)でリードしBのトリックを始めても良いのです。

このトリックは、参加人数に関わらず4枚プレイされた時点で「満杯」となり、その時点で最高位のカードをプレイしているプレイヤーがトリックを獲得します。
自分がプレイしたトリックがまだ満杯でないなら重ねてプレイも可能です。


さて気になるお値段 点数の方法です。
悪魔の針は3ラウンドを通して行われますが、各ラウンドにプレイヤーはそれぞれ点数カードのセットを裏向きにして配置します。
そのカードの内訳ですが、
1ラウンド目…1、2、3
2ラウンド目…2,4,6
3ラウンド目…3,6,9
となっています。

さて、トリックを獲得したらプレイヤーは配置した左のカードを表にします。
2トリック目を獲得した場合、先の左のカードは再び裏向きにし中央のカードを表にします。
3トリック目は中央のカードが裏向きになり右のカードが表になります。
4トリック目は右のカードが裏、再び左のカードが表になります。

つまり、配牌の時点で自分が何トリック獲得するかを予想しそこに高得点カードを忍ばせておくのです。
あとは要するにそこに合わせながら手札をコントロールしてピンポイントに着地するのを目指すゲーム…のはず。
 
 
この日はトリックテイキングを知らない方にインストして4人プレイ。
「ハーツは聞いたことがあります」という方にいきなりこんなナックルのような変化球のゲームをプレイさせて大丈夫かと不安でもありましたが、なしかさんのしっかりしたインストもあり、このゲームの面白い部分が見えたようで楽しまれていました。
トリックテイキングを知ってもらえて何より!
次は是非ハーツやウィザードをプレイしてください!w
 
 
最初は変態トリテかと思いましたが、切り札もなくシンプルに纏まってる印象。
これは流通されたら買うかな。
適度な盛り上がりがあって良いゲームだと感じました。
ありがとう、メビウスさん!
 
 
という感じで最後はMさんとのトークに花を咲かせて終了。
今回プレイしたのは2ゲーム!
だんだん参加人数が増えているようで嬉しい限りです。
次は7月、大会種目はなんだったっけ…
 
 
 
 
 
 
 

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