2014年5月20日火曜日

第2回すぐる会 その1

ポッカすぐるです!

今週末は友人の家にてすぐる会でした。
仕事が終わった金曜日に友人宅へ集合し、日曜のお昼まで遊びまくる、というのが今回のプラン。
今まで大学生だったときにはやらなかったような事も、時間が経つにつれてできるようになる、そして何より、社会人になってもこうして遊ぶことのできる友人がいることは幸せなことですね。



◯多すぎる料理人


なんだかすぐる会の定番になりつつある、クニツィア先生によるマストフォローのカウントアップ系ゲーム。
今回は最大の5人でプレイしました。
私は、まだトリックテイクをしたことのないプレイヤーと遊んでいる時にこのゲームをよく持ち出しますが、今回も楽しみながらマストフォローの概念を知ってもらえたようでした。

鍵になるのは、スープの料理人のゲームであるにも関わらず、「ファストフード」のメニューカード。
このメニューを選択した時にはお客さんが一時的に増えますが、ファストフード店なのにスープって!ってことでスープを作る度にお客さんが減っていくので、カードを獲得しないようプレイします。
でも、そうはさせてくれないのが他のプレイヤーです。ファストフードのメニューが見えたお店には、他のスープ屋からお叱りのスープが飛んでくるでしょうw
相変わらず良いゲームだなと思います。ルールはシンプルだけど悩ましい、これがボードゲームの醍醐味の一つでもあるんじゃないでしょうか!


◯ごきぶりポーカー


なんだかこの時期に出すとまずい単語が含まれているゲームですが、過去には何度もプレイしたパーティーゲームです。
何も考えず2択ってのがいいですね。
僕は参加せず、友人たちがプレイしているのを観ていましたが、そばにいるだけでも楽しい。
ゲームはそれだけではなく、参加するプレイヤーの会話も楽しさの要因の一つであることを改めて実感しました。


◯ワードバスケット


初参加のプレイヤーにも優しい「ワードバスケット」。
要はしりとりなのでインストも簡単です!w
つい終わった後に「もう一回!」となるのも高ポイントですね。
私はどうしても行のワイルドカードを最後に残すと色んな言葉がちらついてなかなかあがることができませんw
個人的には文字数縛りのワイルドカードを残すのが好きですね。
大人数でプレイすると盛り上がるのでとても重宝しています。


◯アグリコラ


今回、プレイしたことのない5人にファミリールールでインストを行いました。
みんな初めはなんとなくで理解してくれていましたが、とにかく「家族を食わせること」だけを目指して頑張って!と念には念を押してプレイして頂きました。
何をすればいいかわからない友人も、2回目の収穫を迎える頃には「やばい、食えない、どうしよう」とか、「(漁をするプレイヤーに向かって)お前それだけはだめだよ…!」と、だんだんアグリコラっぽくなってきたのが観ていてとても嬉しかったですw








パンを焼くためだけに奔走する友人、家畜を繁殖させてる友人、2部屋増築し家族を一気に増やす友人と様々いましたが、最初のプレイなのにとても上手に牧場を作っていました。

今回すぐる会に参加したメンバーは9人ですが、なんと今では全員がアグリコラをプレイできるという嬉しい事実!
持っているボードゲームを遊んでもらう者にとってこれほどの喜びはありませんw
みんな楽しそうにプレイしていて、観ているだけでとても幸せでした。
気付けばファミリールール5pでなんと4時間半もかかっていました…!
へとへとにはなっていましたが、「アグリコラまたやりたい」という言葉は私にとってとても嬉しいものでした。


このへんで朝5時になり(!)、ひとまず睡眠をとることに。
続きは近々更新します!



2014年5月19日月曜日

「今日も生きたね/ブルックリン最終出口」

先日の水曜日、the novembersの2ndシングル「今日も生きたね」が発売になりました。


1.今日も生きたね
2.ブルックリン最終出口


「ブルックリン最終出口」は随分と前からある曲ですが、今回初の(公にリリースするのは)音源化であったので非常に楽しみにしていました。

このシングルに関して率直な感想を述べれば、どこか「帰ってきた」という感覚でした。
一般的に「帰ってきた」と言えば、最近の作品に関しては良く分からないと言ったニュアンスに捉えられるかもしれませんが決してそんなことはありません。

私はthe novembersが「misstopia」を出す直前くらいに彼らの音楽を知り、のめり込みました。
「the novembers」、「picnic」、「paraphilia」、「misstopia」、「(two) into holy」、「to (melt into)」、「gift」、「fourth wall」、そして先日の「zeitgeist」と、彼らは常に音や行動を進化させ続けていたのを肌で感じてきました。

彼らのアルバムはどれも好きですが、一番良く聴いていたのは「paraphilia」。
今回の「今日も生きたね」は、そんな進化し続けてきた彼らが、どこか音作りを過去へ戻した感覚があったのです。
僕にはそんな風に感じました。
それは僕にとって嬉しくもあり、ワクワクさせてもくれました。


"思い上がりさ「とても清らかなこと」など"
"なんて美しい日々なんだろう 君を待つ日々は なんて美しい世界なんだろう"
(「今日も生きたね」)


小林くんは、「アンセム」を作りたかったと話します。
7分半のこの歌は、僕の心の奥深くへと溶け込み、光になって僕を照らしてくれています。
音楽ってそんなものだよな。


2014年5月14日水曜日

新入社員でハーツ

ポッカすぐるです。
近況の話になりますが、私は先日地元の大学を卒業しまして晴れて地元の企業に就職致しました。
世に言う「新入社員」というやつですね!
これから一生懸命働いていかないといけないわけですが…



さて、そんなこんなで只今研修中の身でございます。
あるお昼休み、ひょんな事からボードゲームのお話になりました。
同期の人は意外と「スコットランドヤードやったことあるよ」だったり、「大学のとき東京にいてファウナを買った」だとか「ブロックスしたことある」等々、ボードゲームに触れたことがあるようなのです。
私は、中学のときにBSにて放送されていた「theゲームナイト」という番組を観てスコットランドヤードを知り、だいぶ後になった大学の軽音サークルの倉庫にて偶然見つけた「カルカソンヌ」に嵌り、恋人とバックギャモンに嵌り…といった経緯を経てボードゲームが好きになったので、なんだかとても嬉しくなりました。
ボードゲーム業界の未来は明るいかもしれない!


そんなわけで、雨降りの水曜日ですが研修中のお昼休みにハーツをプレイしました。
トリックテイキング好きとしては、まずはハーツから入って段々とトリテに目覚めさせて…なんてそんな魂胆はありませんがw
トランプでプレイできるし、パソコンのアクセサリにも入ってるので親しみやすいか、という思いでトランプを研修先に持ち込みましたw
なんだかんだ言ってますが、マストフォローを教えるには最適なゲームのように思いました。
みんなすんなり分かってくれたので一安心。
これでみんなもトリテ狂だ!


もうすぐすぐる会。
今回は友人の家にてイスに座りながらボードゲームを楽しむことができます。
なんだか修学旅行の前みたいなワクワク感!
雨だけどウキウキなポッカすぐるでした。


5月定例会

5月11日は定例会でした。
この日は水色のシャツに黒いズボンで参加しましたが、似たような格好の方が他にも3人いらっしゃいましたw
男はそうなっていくものなのか…


◯王と枢機卿



今月は「王と枢機卿」大会でした。
熊本に拠点を置くゲームフィールドさんにて日本語版が好評発売中です!

カメラの不調にて写真が撮れず。
結果は予選敗退、それも予選の卓で最下位でしたw
枢機卿を置くタイミングが掴めないと勝つのは中々厳しそうです。

シャハトさんの作るゲームはモジモジしたくなるようないやらしさがあってとても好きです!


◯サンティアゴ・デ・クーバ


僕がこの定例会に足を運び始めた3年前、ネットで見かけて気になっていたこのゲームをようやくプレイすることができました。
なので「サンティアゴ・デ・クーバ」を見るとワクワクが止まらなかった少年のようなあの頃を思い出します。
今でもあまり少年性は変わっていませんがw

島を周りキューバ人と巧みに手を組みながら名誉点(?)を得ていくゲームです。
ダイスの目によって変わる需要に合わせて商品を船に乗せていきます。
ここら辺はどこか「プエルトリコ」っぽいですね。

また、手を組むキューバ人によって対応する色の建物が3つずつあるのですが、キューバ人は4種類の色に分かれているので計12の建物を利用することができます。ここら辺はワーカープレイスメントの要素もあります。

つまり、1手番に「キューバ人と手を組むことによるアクション」+「そのキューバ人に対応する建物を利用することによるアクション」の2アクションを行うことができるのです。

商品を全て船に乗せてしまうか、島をある程度周ると船が出港してしまうので1ラウンドが終了します。
船が7回出港した時点での名誉点を競うのです!



ルールは至ってシンプル。
需要もダイスによって変わるので手軽に一喜一憂できます。
面白すぎて立て続けに2回プレイしてしまいましたw
他のプレイヤーが利用している建物は利用できないので、そこにインタラクションもあってやらしいです。
僕はこういうゲームが好きなんだなあと。
またプレイしたいですねー


先日、携帯をトイレに落としてしまったのでカメラの機能が使えなくなってしまって困っているポッカすぐるでした…!



2014年5月7日水曜日

THX 1138


かの「スター・ウォーズ」、「インディ・ジョーンズ」シリーズを手掛けたジョージ・ルーカス監督のデビュー作。
製作総指揮にフランシス・フォード・コッポラが構えているのもびっくりしました。

…とはいえ、「インディ・ジョーンズ」は観たことはあるのですが、これまであまりSFというものに興味が無かったため、「スター・ウォーズ」シリーズは全くの未鑑賞。
ただ、デビュー作でこのディストピア映画を作れるのはやはり流石だと思いました。


主演は「ゴッドファーザー」のトム役が私の中で強烈な印象を残すロバート・デュヴァル。
彼の表情はいつも「ふう…」と言ってそうな遠い顔なので何か映画がそういう雰囲気になりますw



生活がすべて管理された世界が舞台。1971年の作品ですが、白を基調とした画面構成は今でも色褪せていません。
個人の権利が保障されるのは今では当然だという考えが浸透していますが、すべてを良いものにしようとして生活にまで干渉するとどうなってしまうのでしょうか。
色んなことを考えさせられる映画でした。


スターウォーズシリーズ、観てみようかなあ。

2014年5月6日火曜日

アダムス・ファミリー


子どもの頃観ていた「アダムスファミリー」がTSUTAYAで入荷されていたので鑑賞。
そう言えばDVD無かったなあと気づきました。
久しぶりに観たけど、結構覚えているもんだなあと。


父親役のラウル・ジュリア氏は私が小さい時にテレビで観た時は既に亡くなっていて、子どもながらに何か思うところがありました。
とても存在感のある俳優さんなので、今思うと若くして亡くなってしまったのはとても残念です。


アンジェリカ・ヒューストンはこの公開当時、私の大好きなジャック・ニコルソンとの破局から数年経っていますが、ゴス的な魅力がすごい!


クリスティーナ・リッチはこの時11歳。
テレビで観た当時はこのウェンズデーの印象が強かったなあ。
ファミリーの中で不気味な感じが一番出てて、人気が出た理由が分かります。


何と言ってもこの映画の魅力は、クリストファー・ロイド!
この人の存在感がとにかく凄い。
「アダムスファミリー」はクリストファー・ロイドが主人公と言っても良い程、彼の演技が光ってます。
「カッコーの巣の上で」からもう40年近く。いつまでも元気でいて欲しいものです。


久しぶりに観た「アダムス・ファミリー」は子どもの頃とはまた違った視点で鑑賞することができました。
良い時代に生まれたなあ!としみじみ思うポッカすぐるでした。


2014年5月2日金曜日

love and other demons


ポッカすぐるです。
先日またブックオフでCDを購入したのですが、その中でも特に良かったのがstrangeloveというバンド。


1.living with the human machines
2.beautiful alone
3.sway
4.20th century cold
5.she's everywhere
6.#1432
7.casualities
8.spider and flies
9.elin's photograph
10.the sea of black


suedeやpulpと同系の、なんかそういうブリットポップです。
ちょっとゴス的な。
私の大好きなthe smashing pumpkinsにもそういう頃があります。

写真はスマパン。ジミチェンいませんがw


このstrangelove、何処が良いって、一言で言うなら「世界観」ですね。
ガッツリ僕のツボに飛び込んだ感じ。

普段ジャケ買いをしていると「ああ、良いねえ」と思うことは多くありますが、何と言いますか言葉に出来ないのだけれど、このstrangeloveの「love and other demons」は懐かしい気持ちにさえさせてくれる、僕にとって名盤だったわけです。

荒削りなところも(こんなこと言うのは失礼だけどw)あるし、完成された美しさではないかもしれないけれど、僕の心を捉えるには十分過ぎるほど格好良かった。
これがあるからやめられませんね、ジャケ買いは!


中学、高校と比べて、出逢う音楽への感動が薄れていくのを感じていた頃もありますが、そうではない自分にも、そうではない音楽にも、まだ沢山の素敵な世界が待っていると考えるだけでとても幸せです。


僕はあと幾つ「名盤」に出逢えるだろう!

2014年5月1日木曜日

セブン


るーてなんと!
ポッカすぐるです。

4月も終わり、気怠い5月がやってきました。
というわけで先日、大好きな映画「セブン」と「ノーカントリー」のブルーレイを購入。



好きな映画とはどうしてか、時間を過ぎるのも忘れるし何度観ても飽きないものですよね。


特に「セブン」は、思い入れの強い作品です。
フィンチャー監督の作品は「ゾディアック」も好きですが、1995年に彼が世に解き放ったこのサスペンス映画を超える作品は彼自身をもってしても作れないのではないでしょうか。


モーガン・フリーマンとブラッド・ピットが好き、というのも勿論あります。
初めは単にそこからでした。
でも観れば観るほど、この映画の奥深さに気付く…ような気がしますw

この作品のテーマは勿論「罪」、そして「厭世観」。
サマセット(モーガン・フリーマン)はこの世を憂いている定年間際の刑事。
そこへ奇妙な事件が発生、同時にミルズ刑事(ブラッド・ピット)が同じ分署へ配属になり…というお話。

ミルズの妻トレーシー役を演じたグウィネス・パルトローもとても良い味を出しています。
私の好きなシーンは、と言ってもたくさんありますが、3人が食事をするシーンとトレーシーがサマセットへ悩みを打ち明ける場面。


「…こんなひどい世の中に自分の子どもを産み落とすと思うと、怖くて仕方が無かった。
もし君が産まないつもりなら黙っておけ。でも、もし君が産むつもりなら、精一杯甘やかして育ててやれ。」

サマセットのこの言葉を聴くたびに、この映画を観るほどに、何も言えなくなって目が熱くなります。
それは多分、私も同じことを思っているから。
どんな世の中になるか分からないけれど、せめて自分の子どもだけは愛情に溢れた家庭で生きていて欲しい、と。
私はそんな家族を作っていきたいなあと切に願うのです。



確かにこの映画にとってラストシーンは非常に重要です。
でもそこだけじゃない。
この映画を観て考えることがたくさんあるから。

「真犯人は〜」等のつまらない推測も要りません。
映画「セブン」は、ミルズ、サマセット、トレーシーの3人の、心の葛藤を描いた映画だからです。



この作品を偉大なものにしたのは、監督デヴィッド・フィンチャー、脚本のアンドリュー・ケヴィン・ウォーカー、音楽担当のハワード・ショアは勿論ですが、やはりと言うかブラッド・ピットとモーガン・フリーマンの素晴らしい演技が挙げられるでしょう。

この時の2人だからこそ良い。
劇中でサマセットはミルズに「俺にもそんな時があったよ。感情で生きるやつも面白い」
感情に任せて生きるピットの青々しさと、それを経験し理性で行動するフリーマンの世を儚む感じ。



音楽が、映像が、脚本が、演技が、すべてが完璧にマッチしたのがこの「セブン」なのです!


こうしたサスペンス映画がこれから出て来ないかなあと、日々思っているポッカすぐるでした。