2014年12月31日水曜日

忙しすぎるよー!!2014。

ご無沙汰しています、ポッカすぐるです。
随分と更新が途絶えてしまっておりました。。
8月から研修を終え働き始めましたが、あまりの激務に更新する事さえ忘れる日々。
気づけばもう12月も終わりを迎えております。



そんな中、ボードゲームは絶えずプレイしていました。
やはり楽しかったのはカヴェルナ、グラスロードあたりでしょうか。
どちらもまだ2人でしかプレイしていませんが、格別の面白さ!

グラスロード。

カヴェルナ。


また、広島旅行中にプレイスペース広島さんへお伺いし、アグリコラの泥沼も購入。
同時にキープクールも購入しました。

アグリコラ: 泥沼拡張入り。


キープクール。



大学の頃の友人と遊んだり、サークルの方と遊んだり。
派手なことは言わないから、ゆったりと遊んでゲームして過ごす時間くらいほしいものです。



音楽は、阿部芙蓉美さんやチャットモンチー等嵌っていました。
阿部さんの「沈黙の恋人」は今年一番のアルバムと言っても過言ではないかも。


"highway, highway"から始まる9曲は、自分を何処か素敵な場所へ連れて行ってくれる旅行の切符のようです。
この作品に出会えて良かった。



また、チャットモンチーの「生命力」!
ここまで力強くて、切なくて、こんなパワーポップを奏でる3人に走り出したくなる衝動に駆られてしまいそうになります。
"親知らず"、"真夜中遊園地"、"バスロマンス"等目くるめくパワポの世界。
聴いていると涙が出そうになります。



映画は忙殺されあまり見れませんでしたが、先日コーエン兄弟最新作「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」を鑑賞。


撮影の感じといつものクルーの流れからロジャー・ディーキンスかと思ってたけれど、今回は違うみたい。
コーエンブラザーズお得意の神話的なところからの比喩が満載のようで、知らない私からしたらそこら辺はよく分かりませんが、「ボブ・ディランの憧れた男」という話をモチーフにその比喩を巧みに重ねてあるのだとか。
もう少しその辺に詳しくなればもっと面白くなるのに!と思うと、もっと面白く映画を観る上で文化的教養は欠かせないのだなあと。
もっとたくさん映画が観たい!




というわけで、簡単に半年を振り返ってみました。
皆さんは如何お過ごしでしたでしょうか?
来年も素敵な年にしましょう。

忙しさに早くも嫌気がさし始めている、ポッカすぐるでした!




2014年7月15日火曜日

7月定例会

ポッカすぐるです。
先日は7月の定例会でした。

○Q-JET

写真が無くて申し訳ございません…
iPhoneをトイレに落としてからというもの、カメラの機能がほとんど使えなくなってしまっていてですね、、

子どもたちと6人プレイ。
単純に言えばレースゲームなのですが、出すカードによって相手を邪魔出来るのが大きなポイント。
1マスには1人しか入れないのです。
単純だけど良いゲームですねえ。


○辛いだけでいいのか

カードの裏面でもスートの色が分かるようになっており、色々と変則的なトリックテイク。
軽いプレイングの中でも悩ましい良いゲームでした。
ハンド終了時の最大最小のスートをビッドして得点を競います。
良ゲー。ゲームフィールドに入荷されたら買おう。


○スカルキング

これもトリックテイク。
ベースはウィザードですが、様々な特殊カードがあるお陰で後半の逆転も可能になってます。
ビッドも同時に行いますし、結果で一喜一憂するようなパーティ感もあるトリテなのでこれもまた良いなあと思いました。
ただボーナス点の絡み等、若干煩雑かなあ?とも。
覚えればいいだけのことなんですけどね。


○ライム

2人プレイの配置ゲー。
初めコンポートを見たときは「カルカソンヌ?」と思いましたが、全く違うゲームでした。
1人が引いた正方形のカードと同じ番号のものをもう1人も選び出し配置していきます。
得点方法が4つあり、ワーカーを配置/移動することで選択することができます。


ゲームを通して互いに全く同じカードを使うのが特徴ですね。
手軽に出来るのでオススメ。


○証拠探し

簡単に言えば「記憶ゲー」。
前に他のプレイヤーが言ったアイコンを言ってしまうと脱落。
4人でプレイしましたが、何と誰1人ミスすること無くゲーム終了!w
それはそれで盛り上がりはしましたがw
6歳以上から出来るので、小さい子もすぐ出来る良いゲームではないかと。


その日はこんな感じでした。
久しぶりに参加したけど、ベクトルが同じ人たちで集まるとやっぱり楽しいものだなあ。
来月は参加できそうにないので残念です…!

入社して3ヶ月、仕事についていくので精一杯のポッカすぐるでした。

2014年6月30日月曜日

6月の終わりに


随分と更新が途絶えておりました、ポッカすぐるです。
早いもので、もうすぐ7月になりますね。

私はと言えば、入社してから仕事に慣れるのに精一杯で、帰ってはすぐに眠る日々の繰り返しです。
ボードゲームをしたり映画をみたり音楽を聴いて過ごしていた頃がもう遠い日のようです。。


社会人になると、様々な事が分かってきます。
具体的に何とは言えないけれど、大学生までには感じていなかったもの、責任や人間関係でしょうか。

私が恐れているのは、逆に分からなくなってしまうことです。
ついこの前まで抱いていた気持ち、ワクワクするような、キラキラしているような、どこかそんな感情が薄れてしまわないか。
少年のような心は、いつまでも持ち続けていたいなあ。



先日、「プリズナーズ」を観てきました。
ヒュー・ジャックマンをスクリーン上で観るのは初めてで、その演技力に見惚れていたところです。
ジェイク・ギレンホールが警官の役で共演していますが、映画の前半の流れが何処か「ゾディアック」を思い出させました。
あれも良い映画だったなあ。


「プリズナーズ」は、娘を捉えられた父と警官、犯人が織りなす映画です。
キリスト教がベースにあるという解説を知り、映画を観た後更に興味が湧きました。
洋画には宗教が根底にある作品が多く存在しますが、観ながらそれを感じることが難しいのが悔しいなあと思うことが多々あります。
その為にも解説が必要なのです。
考えて映画を観たいですね。



最近はまたOKAMOTO'Sにどっぷりと嵌っています。
彼らの音楽は最高だなあ。
世界観のあるショウくんのボーカル、僕の好きなコウキくんのカッティングの効いたギター、ハマくんの超絶ベース、そしてレイジくんの見ていて気持ち良いドラミング!

彼らが私と同い年というのも応援する一つのポイントでもあります。
5枚目のアルバム「Let It V」では方向性を変えましたが、彼らはしっかりと音楽のことを考えてこの作品を作り上げました。
この経緯はオフィシャルのHPにインタビューが掲載されています。

8月にはコラボアルバムも発表予定のOKAMOTO'S。
とても期待しています。
これからもずっと良い音楽を奏でていてほしいなあ。



先日、THE NOVEMBERSのライブを観に福岡へ行きましたが、彼らもとても良かったなあ。
対バンは髭でしたが、彼らもまた良かった。
小林くんは髪が伸びてたなあ。

そのときにまたイエサブに行きまして3つほどボドゲを購入。


「MR.JACK ポケット」
「フンギ」
「アンギャルド」
の3本です。

どれも2人用でして、「MR.JACK ポケット」しかプレイできていませんが、頭を使うゲームでとても楽しめました。
ああ、ボドゲをやる時間が欲しい…。



以上、簡潔ながら近況報告でした。
明日は配属発表。緊張するぞ!
疲れ果てて最近は10時過ぎに寝てしまうポッカすぐるでした。


2014年5月20日火曜日

第2回すぐる会 その1

ポッカすぐるです!

今週末は友人の家にてすぐる会でした。
仕事が終わった金曜日に友人宅へ集合し、日曜のお昼まで遊びまくる、というのが今回のプラン。
今まで大学生だったときにはやらなかったような事も、時間が経つにつれてできるようになる、そして何より、社会人になってもこうして遊ぶことのできる友人がいることは幸せなことですね。



◯多すぎる料理人


なんだかすぐる会の定番になりつつある、クニツィア先生によるマストフォローのカウントアップ系ゲーム。
今回は最大の5人でプレイしました。
私は、まだトリックテイクをしたことのないプレイヤーと遊んでいる時にこのゲームをよく持ち出しますが、今回も楽しみながらマストフォローの概念を知ってもらえたようでした。

鍵になるのは、スープの料理人のゲームであるにも関わらず、「ファストフード」のメニューカード。
このメニューを選択した時にはお客さんが一時的に増えますが、ファストフード店なのにスープって!ってことでスープを作る度にお客さんが減っていくので、カードを獲得しないようプレイします。
でも、そうはさせてくれないのが他のプレイヤーです。ファストフードのメニューが見えたお店には、他のスープ屋からお叱りのスープが飛んでくるでしょうw
相変わらず良いゲームだなと思います。ルールはシンプルだけど悩ましい、これがボードゲームの醍醐味の一つでもあるんじゃないでしょうか!


◯ごきぶりポーカー


なんだかこの時期に出すとまずい単語が含まれているゲームですが、過去には何度もプレイしたパーティーゲームです。
何も考えず2択ってのがいいですね。
僕は参加せず、友人たちがプレイしているのを観ていましたが、そばにいるだけでも楽しい。
ゲームはそれだけではなく、参加するプレイヤーの会話も楽しさの要因の一つであることを改めて実感しました。


◯ワードバスケット


初参加のプレイヤーにも優しい「ワードバスケット」。
要はしりとりなのでインストも簡単です!w
つい終わった後に「もう一回!」となるのも高ポイントですね。
私はどうしても行のワイルドカードを最後に残すと色んな言葉がちらついてなかなかあがることができませんw
個人的には文字数縛りのワイルドカードを残すのが好きですね。
大人数でプレイすると盛り上がるのでとても重宝しています。


◯アグリコラ


今回、プレイしたことのない5人にファミリールールでインストを行いました。
みんな初めはなんとなくで理解してくれていましたが、とにかく「家族を食わせること」だけを目指して頑張って!と念には念を押してプレイして頂きました。
何をすればいいかわからない友人も、2回目の収穫を迎える頃には「やばい、食えない、どうしよう」とか、「(漁をするプレイヤーに向かって)お前それだけはだめだよ…!」と、だんだんアグリコラっぽくなってきたのが観ていてとても嬉しかったですw








パンを焼くためだけに奔走する友人、家畜を繁殖させてる友人、2部屋増築し家族を一気に増やす友人と様々いましたが、最初のプレイなのにとても上手に牧場を作っていました。

今回すぐる会に参加したメンバーは9人ですが、なんと今では全員がアグリコラをプレイできるという嬉しい事実!
持っているボードゲームを遊んでもらう者にとってこれほどの喜びはありませんw
みんな楽しそうにプレイしていて、観ているだけでとても幸せでした。
気付けばファミリールール5pでなんと4時間半もかかっていました…!
へとへとにはなっていましたが、「アグリコラまたやりたい」という言葉は私にとってとても嬉しいものでした。


このへんで朝5時になり(!)、ひとまず睡眠をとることに。
続きは近々更新します!



2014年5月19日月曜日

「今日も生きたね/ブルックリン最終出口」

先日の水曜日、the novembersの2ndシングル「今日も生きたね」が発売になりました。


1.今日も生きたね
2.ブルックリン最終出口


「ブルックリン最終出口」は随分と前からある曲ですが、今回初の(公にリリースするのは)音源化であったので非常に楽しみにしていました。

このシングルに関して率直な感想を述べれば、どこか「帰ってきた」という感覚でした。
一般的に「帰ってきた」と言えば、最近の作品に関しては良く分からないと言ったニュアンスに捉えられるかもしれませんが決してそんなことはありません。

私はthe novembersが「misstopia」を出す直前くらいに彼らの音楽を知り、のめり込みました。
「the novembers」、「picnic」、「paraphilia」、「misstopia」、「(two) into holy」、「to (melt into)」、「gift」、「fourth wall」、そして先日の「zeitgeist」と、彼らは常に音や行動を進化させ続けていたのを肌で感じてきました。

彼らのアルバムはどれも好きですが、一番良く聴いていたのは「paraphilia」。
今回の「今日も生きたね」は、そんな進化し続けてきた彼らが、どこか音作りを過去へ戻した感覚があったのです。
僕にはそんな風に感じました。
それは僕にとって嬉しくもあり、ワクワクさせてもくれました。


"思い上がりさ「とても清らかなこと」など"
"なんて美しい日々なんだろう 君を待つ日々は なんて美しい世界なんだろう"
(「今日も生きたね」)


小林くんは、「アンセム」を作りたかったと話します。
7分半のこの歌は、僕の心の奥深くへと溶け込み、光になって僕を照らしてくれています。
音楽ってそんなものだよな。


2014年5月14日水曜日

新入社員でハーツ

ポッカすぐるです。
近況の話になりますが、私は先日地元の大学を卒業しまして晴れて地元の企業に就職致しました。
世に言う「新入社員」というやつですね!
これから一生懸命働いていかないといけないわけですが…



さて、そんなこんなで只今研修中の身でございます。
あるお昼休み、ひょんな事からボードゲームのお話になりました。
同期の人は意外と「スコットランドヤードやったことあるよ」だったり、「大学のとき東京にいてファウナを買った」だとか「ブロックスしたことある」等々、ボードゲームに触れたことがあるようなのです。
私は、中学のときにBSにて放送されていた「theゲームナイト」という番組を観てスコットランドヤードを知り、だいぶ後になった大学の軽音サークルの倉庫にて偶然見つけた「カルカソンヌ」に嵌り、恋人とバックギャモンに嵌り…といった経緯を経てボードゲームが好きになったので、なんだかとても嬉しくなりました。
ボードゲーム業界の未来は明るいかもしれない!


そんなわけで、雨降りの水曜日ですが研修中のお昼休みにハーツをプレイしました。
トリックテイキング好きとしては、まずはハーツから入って段々とトリテに目覚めさせて…なんてそんな魂胆はありませんがw
トランプでプレイできるし、パソコンのアクセサリにも入ってるので親しみやすいか、という思いでトランプを研修先に持ち込みましたw
なんだかんだ言ってますが、マストフォローを教えるには最適なゲームのように思いました。
みんなすんなり分かってくれたので一安心。
これでみんなもトリテ狂だ!


もうすぐすぐる会。
今回は友人の家にてイスに座りながらボードゲームを楽しむことができます。
なんだか修学旅行の前みたいなワクワク感!
雨だけどウキウキなポッカすぐるでした。


5月定例会

5月11日は定例会でした。
この日は水色のシャツに黒いズボンで参加しましたが、似たような格好の方が他にも3人いらっしゃいましたw
男はそうなっていくものなのか…


◯王と枢機卿



今月は「王と枢機卿」大会でした。
熊本に拠点を置くゲームフィールドさんにて日本語版が好評発売中です!

カメラの不調にて写真が撮れず。
結果は予選敗退、それも予選の卓で最下位でしたw
枢機卿を置くタイミングが掴めないと勝つのは中々厳しそうです。

シャハトさんの作るゲームはモジモジしたくなるようないやらしさがあってとても好きです!


◯サンティアゴ・デ・クーバ


僕がこの定例会に足を運び始めた3年前、ネットで見かけて気になっていたこのゲームをようやくプレイすることができました。
なので「サンティアゴ・デ・クーバ」を見るとワクワクが止まらなかった少年のようなあの頃を思い出します。
今でもあまり少年性は変わっていませんがw

島を周りキューバ人と巧みに手を組みながら名誉点(?)を得ていくゲームです。
ダイスの目によって変わる需要に合わせて商品を船に乗せていきます。
ここら辺はどこか「プエルトリコ」っぽいですね。

また、手を組むキューバ人によって対応する色の建物が3つずつあるのですが、キューバ人は4種類の色に分かれているので計12の建物を利用することができます。ここら辺はワーカープレイスメントの要素もあります。

つまり、1手番に「キューバ人と手を組むことによるアクション」+「そのキューバ人に対応する建物を利用することによるアクション」の2アクションを行うことができるのです。

商品を全て船に乗せてしまうか、島をある程度周ると船が出港してしまうので1ラウンドが終了します。
船が7回出港した時点での名誉点を競うのです!



ルールは至ってシンプル。
需要もダイスによって変わるので手軽に一喜一憂できます。
面白すぎて立て続けに2回プレイしてしまいましたw
他のプレイヤーが利用している建物は利用できないので、そこにインタラクションもあってやらしいです。
僕はこういうゲームが好きなんだなあと。
またプレイしたいですねー


先日、携帯をトイレに落としてしまったのでカメラの機能が使えなくなってしまって困っているポッカすぐるでした…!



2014年5月7日水曜日

THX 1138


かの「スター・ウォーズ」、「インディ・ジョーンズ」シリーズを手掛けたジョージ・ルーカス監督のデビュー作。
製作総指揮にフランシス・フォード・コッポラが構えているのもびっくりしました。

…とはいえ、「インディ・ジョーンズ」は観たことはあるのですが、これまであまりSFというものに興味が無かったため、「スター・ウォーズ」シリーズは全くの未鑑賞。
ただ、デビュー作でこのディストピア映画を作れるのはやはり流石だと思いました。


主演は「ゴッドファーザー」のトム役が私の中で強烈な印象を残すロバート・デュヴァル。
彼の表情はいつも「ふう…」と言ってそうな遠い顔なので何か映画がそういう雰囲気になりますw



生活がすべて管理された世界が舞台。1971年の作品ですが、白を基調とした画面構成は今でも色褪せていません。
個人の権利が保障されるのは今では当然だという考えが浸透していますが、すべてを良いものにしようとして生活にまで干渉するとどうなってしまうのでしょうか。
色んなことを考えさせられる映画でした。


スターウォーズシリーズ、観てみようかなあ。

2014年5月6日火曜日

アダムス・ファミリー


子どもの頃観ていた「アダムスファミリー」がTSUTAYAで入荷されていたので鑑賞。
そう言えばDVD無かったなあと気づきました。
久しぶりに観たけど、結構覚えているもんだなあと。


父親役のラウル・ジュリア氏は私が小さい時にテレビで観た時は既に亡くなっていて、子どもながらに何か思うところがありました。
とても存在感のある俳優さんなので、今思うと若くして亡くなってしまったのはとても残念です。


アンジェリカ・ヒューストンはこの公開当時、私の大好きなジャック・ニコルソンとの破局から数年経っていますが、ゴス的な魅力がすごい!


クリスティーナ・リッチはこの時11歳。
テレビで観た当時はこのウェンズデーの印象が強かったなあ。
ファミリーの中で不気味な感じが一番出てて、人気が出た理由が分かります。


何と言ってもこの映画の魅力は、クリストファー・ロイド!
この人の存在感がとにかく凄い。
「アダムスファミリー」はクリストファー・ロイドが主人公と言っても良い程、彼の演技が光ってます。
「カッコーの巣の上で」からもう40年近く。いつまでも元気でいて欲しいものです。


久しぶりに観た「アダムス・ファミリー」は子どもの頃とはまた違った視点で鑑賞することができました。
良い時代に生まれたなあ!としみじみ思うポッカすぐるでした。


2014年5月2日金曜日

love and other demons


ポッカすぐるです。
先日またブックオフでCDを購入したのですが、その中でも特に良かったのがstrangeloveというバンド。


1.living with the human machines
2.beautiful alone
3.sway
4.20th century cold
5.she's everywhere
6.#1432
7.casualities
8.spider and flies
9.elin's photograph
10.the sea of black


suedeやpulpと同系の、なんかそういうブリットポップです。
ちょっとゴス的な。
私の大好きなthe smashing pumpkinsにもそういう頃があります。

写真はスマパン。ジミチェンいませんがw


このstrangelove、何処が良いって、一言で言うなら「世界観」ですね。
ガッツリ僕のツボに飛び込んだ感じ。

普段ジャケ買いをしていると「ああ、良いねえ」と思うことは多くありますが、何と言いますか言葉に出来ないのだけれど、このstrangeloveの「love and other demons」は懐かしい気持ちにさえさせてくれる、僕にとって名盤だったわけです。

荒削りなところも(こんなこと言うのは失礼だけどw)あるし、完成された美しさではないかもしれないけれど、僕の心を捉えるには十分過ぎるほど格好良かった。
これがあるからやめられませんね、ジャケ買いは!


中学、高校と比べて、出逢う音楽への感動が薄れていくのを感じていた頃もありますが、そうではない自分にも、そうではない音楽にも、まだ沢山の素敵な世界が待っていると考えるだけでとても幸せです。


僕はあと幾つ「名盤」に出逢えるだろう!

2014年5月1日木曜日

セブン


るーてなんと!
ポッカすぐるです。

4月も終わり、気怠い5月がやってきました。
というわけで先日、大好きな映画「セブン」と「ノーカントリー」のブルーレイを購入。



好きな映画とはどうしてか、時間を過ぎるのも忘れるし何度観ても飽きないものですよね。


特に「セブン」は、思い入れの強い作品です。
フィンチャー監督の作品は「ゾディアック」も好きですが、1995年に彼が世に解き放ったこのサスペンス映画を超える作品は彼自身をもってしても作れないのではないでしょうか。


モーガン・フリーマンとブラッド・ピットが好き、というのも勿論あります。
初めは単にそこからでした。
でも観れば観るほど、この映画の奥深さに気付く…ような気がしますw

この作品のテーマは勿論「罪」、そして「厭世観」。
サマセット(モーガン・フリーマン)はこの世を憂いている定年間際の刑事。
そこへ奇妙な事件が発生、同時にミルズ刑事(ブラッド・ピット)が同じ分署へ配属になり…というお話。

ミルズの妻トレーシー役を演じたグウィネス・パルトローもとても良い味を出しています。
私の好きなシーンは、と言ってもたくさんありますが、3人が食事をするシーンとトレーシーがサマセットへ悩みを打ち明ける場面。


「…こんなひどい世の中に自分の子どもを産み落とすと思うと、怖くて仕方が無かった。
もし君が産まないつもりなら黙っておけ。でも、もし君が産むつもりなら、精一杯甘やかして育ててやれ。」

サマセットのこの言葉を聴くたびに、この映画を観るほどに、何も言えなくなって目が熱くなります。
それは多分、私も同じことを思っているから。
どんな世の中になるか分からないけれど、せめて自分の子どもだけは愛情に溢れた家庭で生きていて欲しい、と。
私はそんな家族を作っていきたいなあと切に願うのです。



確かにこの映画にとってラストシーンは非常に重要です。
でもそこだけじゃない。
この映画を観て考えることがたくさんあるから。

「真犯人は〜」等のつまらない推測も要りません。
映画「セブン」は、ミルズ、サマセット、トレーシーの3人の、心の葛藤を描いた映画だからです。



この作品を偉大なものにしたのは、監督デヴィッド・フィンチャー、脚本のアンドリュー・ケヴィン・ウォーカー、音楽担当のハワード・ショアは勿論ですが、やはりと言うかブラッド・ピットとモーガン・フリーマンの素晴らしい演技が挙げられるでしょう。

この時の2人だからこそ良い。
劇中でサマセットはミルズに「俺にもそんな時があったよ。感情で生きるやつも面白い」
感情に任せて生きるピットの青々しさと、それを経験し理性で行動するフリーマンの世を儚む感じ。



音楽が、映像が、脚本が、演技が、すべてが完璧にマッチしたのがこの「セブン」なのです!


こうしたサスペンス映画がこれから出て来ないかなあと、日々思っているポッカすぐるでした。